ヘッジファンド購入法を徹底@初心者による業者選びのコツ

証券会社勤務の私が資産運用の最終型としてたどり着いたのはヘッジファンド。国内で購入する方法を紹介します。

ヘッジファンドについて相談するならココ!

総合 会社名 業態  
1 アブラハム・プライベートバンク株式会社 投資助言 国内最大手のヘッジファンド助言会社。月10万円から海外のヘッジファンドが買える積立プログラムもあり、好評中。2万社との取引可能です。
2 シティバンク銀行株式会社 銀行 リテールサービスが充実しており、一口300万円から購入可能。
3 ヘッジファンドジャパン株式会社 調査会社 調査会社ならではのヘッジファンド情報も収集できる。登録ヘッジファンド20社
次点 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 証券会社 MAN(マン)AHLランドマーク(円建て)、マン・AHL・マイルストーン(ドル建て)の取り扱いあり。

総評

ヘッジファンドを購入するにはどうしたらよいでしょうか?方法は、2つあります。 まず、1つは海外のヘッジファンド運用会社に連絡をして直接投資する方法(実際には日本の投資助言会社のサポートを受けることにます)、もう1つの方法は、日本にある証券会社・銀行で取り扱われる金融商品を買う方法です。

例えば、シティバンクではマン・エーエイチエル・円トラスト (1000万円以上1万円単位)、

東京三菱UFJ銀行や三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、米ドル建の「マン・AHL・マイルストーン」と、円建の「マン・AHL・ランドマーク」が購入できます。

証券会社で働く私ではありますが、個人的には証券会社・銀行での購入はお勧めしません。
日本の投資助言会社を通じて、直接ヘッジファンドを買う方が、種類も多いですし、コストパフォーマンス的にも有利だと思います。
私は投資助言会社を使いましたが、おかげで月10万円でこのマン社のファンドに投資できました。

ちなみに投資助言会社とは、自社商品を持たないで、単に、どの商品がお勧めかアドバイスをするだけであり、顧客のお金も預からないアドバイス・情報提供を専門とする会社です。

では、ヘッジファンドを安心して購入する際に、なぜ、証券会社・銀行での購入はお勧めしないのか、投資助言会社を通じて直接ヘッジファンドを買うべきなのか、をご紹介します。


日本の証券会社・銀行デメリットその1

そもそも取り扱い商品がとても少ないです。
世界には数万のヘッジファンドがありますが、日本の証券会社や外資系証券会社の日本支店では、多くて十数本しか取り扱いがありません。

(本ページの末尾に日本の証券会社で買えるヘッジファンドを列記しました)

しかも、5年連続プラスのファンドがあるかというと、1本・2本あるかないかというのが実情で、パフォーマンス的にも魅力に欠けるものがあります。

要は商品力に劣るのです。

もちろん、海外証券会社や海外商業銀行の本店(アメリカ・イギリス)にいけば、豊富なヘッジファンドがあるようですが、日本の支店では規制当局の問題で、事実上、多くのヘッジファンドの販売ができないのが現状です。

*ちなみに、海外証券会社の本店等で買えるヘッジファンドは最低投資単価が5,000万円や1億円だったりします。

だから、日本の投資助言会社のサポートを得ながら、世界に溢れる本当に良いヘッジファンドの中から自分に適した商品を紹介してもらう方が「選択肢を広げる」という意味でも、コスト的にもお勧めです。

日本の証券会社・銀行デメリットその2

実は、国内の証券・銀行窓口で売られている数少ないヘッジファンドは、もともとは海外運用会社が組成したものを、国内証券会社が日本顧客向けに販売しやすく組成しなおしているものです。

その結果、翻訳代・日本の営業マンの人件費等の様々な手数料が、上乗せされており、最終的には投資家が負担するコストが非常に高額となっています。

これはアメリカの本屋で売っているハリーポッターの小説(ペーパーバック)は5ドル(約500円)なのに、日本で翻訳版を買うと2,000円くらいするとの同じです。 流通コストがかかる分、日本で買う方がコスト高となるのです。

逆にいうと、直接海外のファンド会社で同じヘッジファンドを買えば、日本の証券会社で買うよりも、投資家に残る利益は、年間2%-3%分程度は高くなるはずです。 ただし、投資助言会社に頼めば、0.9%-2%程度の投資助言手数料を取られます。 また、この投資助言手数料は、投資金額や会社によっても異なります。

日本の証券会社・銀行デメリットその3

国内の証券・銀行窓口で売られているヘッジファンドは、もともとは海外運用会社が組成したオリジナルを、国内証券会社が日本顧客向けにコピーした商品を販売しているものなはずですが、実際は、全く同じコピーではないという事実をご存知でしょうか?

たとえば、ハリーポッターの小説(英語版)が海外で売られていたとして、それを日本語に訳しただけならば、海外モノと日本語翻訳モノは、「同じモノ」とみなしてよいでしょう。

ところが、ハリーポッターの小説を日本語に翻訳したものを入手したつもりが、実は最終章だけ「ポケット・モンスター」だったらどうでしょうか?

その小説は、オリジナルと似てもつかぬ全く別の小説となりますね。

同じことがヘッジファンドでも起きているケースがあります。

日本人に有名なMAN(マン)社のファンド。 これを日本の証券会社で購入したとします。投資家は当然、MAN社のこれまでの伝統や実績、ファンドの運用成績・手法に惚れて購入したはずです。

ところがその購入したファンドの目論見書をよく読むと、実はオリジナルのMAN社のファンドは40%程度しか含まれておらず、残りは債券や他のもので運用されている「混ざり物ファンド」だった―コピーファンドでは、こんなことも起こりえるのです。

もしあなたが、はじめからその事実を知っていたらどうでしょうか。

海外でMAN社の純正ファンドを買えば良かったと後悔するのではないでしょうか?

やはり海外ファンドはオリジナルのものを直接購入するに限ります。

日本の証券会社・銀行デメリットその4

ことファンドについて見れば、銀行も証券会社もセールス販売業です。だから自社に手数料が入る「自社商品」あるいは「販売手数料が高いもの」を勧めます。 そしてすぐに売却・買い替え、いわゆる「回転売買」を勧めてきます。そして、いつのまにか、自分にあわないハイリスクのファンドを買わされてしまった、そんな例もあります。

だから、ヘッジファンド購入では、自分にとって本当にふさわしい商品を海外ファンド会社から直接購入することが大事です。

ただし通常は、突然連絡を取ってくる、素性の良く分からない人には投資をさせてくれないファンドが多いので、どのファンドが良いかという客観的な情報をしっかりと持ち、運用会社とのパイプを持つ日本国内の投資助言会社を利用するのが良いでしょう。

特に、ヘッジファンドの購入が初めて、という人は 、投資助言会社のアドバイスを受けた方がよいでしょう。

実際に投資するのは海外運用会社に対してですが、その海外運用会社に対して連絡を代行してくれる投資助言会社もあります。 ランキングに挙げたアブラハム・プライベートバンク株式会社はこのタイプです。逆に、ヘッジファンドリサーチ社では自分で海外とコンタクトをとらなければならないので、当然、高い語学レベルを必要とします。

では具体的にどのように投資助言会社を活用すればいいのでしょうか?

まずは、投資助言会社に自分が投資をしたいファンドの種類や自分のリスク 許容度・求めるリターン、リスクに対する考え方、などを色々相談してみましょう。

たとえば、今回1位に挙げたアブラハム・プライベートバンク株式会社は、2万本に及ぶヘッジファンドから顧客の希望やリスクに応じたファンドをピックアップして提案してくれます。

しかも、毎月数万円からでも一流ヘッジファンドに投資できる 積立コースもあり、少額から始められる点がお勧めです。(ヘッジファンドの最低投資単価は300万円~、500万円~が多い)。

私自身も、他の投資助言会社にも相談した末に、最後はここにお世話になりましたが、やはり業界1位というだけあり、情報・ノウハウが多く、対応も丁寧なので安心できました。

ちなみに、自分の国内都銀の口座から簡単に海外ファンド会社に送金することができます。一部の業者が、投資の際にHSBC香港などの海外口座の開設を勧める場合もありますが、その必要はありません。

下記には、ランキングに選んだ会社をはじめ、国内でヘッジファンドを購入できる会社の情報をまとめてみました。 それぞれにデメリット・メリットがあることを考慮し、最も自分に合った会社を選んでください。

ヘッジファンド購入情報

1位 アブラハム・プライベートバンク株式会社 http://abraham-bank.co.jp/

会社概要

純金融資産1億円以上の富裕層だけが入会できるプライベートクラブ「YUCASEE(ゆかし)」で有名なアブラハムホールディングスのグループ会社で、投資助言業の形態で運営。
東京海上火災やみずほ系の資本が入っています。
資本金・資本剰余金で5億1000万円 ヘッジファンドとのパイプが太く、ヘッジファンド助言会社では日本最大手で、最高のサービスを最低手数料で提供、をモットーとしています。

サービス内容
会員制。会員になると、通常は個人が買えないヘッジファンドが買える、最低投資単価が数百万円から数万円に下がる、などのメリットがあります。また、自分にあったファンドを厳選してもらえたり、購入サポートが受けられます。証券会社とは異なり、顧客からお金は一切預かりません。ファンドによっては、海外運用会社に払う購入手数料がゼロになる場合もあります。
手数料・料金
情報提供・ファンド提案・相談などのサービスに関しては、キャンペーン期間中は入会金・年会費無料となっています。
ファンド購入時には投資助言手数料0.945%/年
免許
投資助言・代理業
所在地
東京都港区虎ノ門五丁目1番5号
助言対象ファンド

2万本以上、中にはリスクが低くかつ年率8%以上のファンドなどもありました。
毎月数万円から投資できるプログラム(積立マネジメントコース)が一般におすすめ。

2位 シティバンク銀行株式会社 http://www.citibank.co.jp/ja/index.html

会社概要
世界140カ国以上に約2億口座を有する世界有数のグローバルな金融機関、アメリカのシティグループの日本法人。
シティバンク、エヌ・エイ在日支店を引き継ぐ形で設立されました。
サービス内容

個人向け銀行業務、法人向け銀行業務、投資銀行業務だけでなく、富裕層

向けのウェルス・マネジメント業務も提供しています。
海外での使用も両替をせずにそのまま海外のATMで預金を引き下出すことが出来るなど、リテールサービスが充実。
日本人向けのヘッジファンドの品揃えはここが一番といえるでしょう。リスクが低くかつ年率8%以上のファンドもありました。
手数料・料金
ファンドによって異なります。
申し込み手数料は~4%程度。別途口座管理手数料 1.1%が必要な場合もあるので、要確認。
免許
登録金融機関
所在地
品川区東品川二丁目3番14号 シティグループセンター
販売中のファンド

HPで紹介しているラインナップは7本。
当然、リターンが高いものはリスクが高くなっています。

3位 ヘッジファンドジャパン株式会社 http://www.hedgefundjapan.jp/

会社概要
ヘッジファンド、投資家およびサードパーティマーケタ―を対象とした英 語・日本語対応金融フォーラム的な存在です。
特に新規設立直後または設立準備中 のヘッジファンドと最適なポートフォーリオを模索している投資家との接点を提供しています。
サービス内容
ヘッジファンド・モールに登録したヘッジファンドを紹介するだけでなく、
リサーチやコンサルティングも行っています。
モールはファンドの規模に応じて3段階に分かれており、設立間もない、または今後設立予定のファンドも登録できるため、通常の銀行や証券会社にない商品を 探すのにも効果的といえます。
手数料・料金
不明
免許
なし
所在地
東京都港区東麻布3-2-1狸穴アークビル2F
取り扱いヘッジファンド
約20本

国内の金融機関で購入可能な商品(かっこ内は申込単位)

実際に購入する場合には、コストメリットと選択肢の多さからみて、投資助言会社経由がよいのは言うまでもありません。国内証券会社や銀行が自宅の近所にある場合には、情報収集するのも悪くないのでリストアップしておきます。

助言会社のほうが、同じ系統の商品の中で、さらにもっとコストパフォーマンスの優れた純正商品を購入できる場合が多いです。

以下に、ヘッジファンドを扱う証券会社をリストアップしました。
情報が古い場合もあるので詳しくは各証券会社に口座を開設の上、必ず確認してください。

  1. ◆三菱UFJモルガン・スタンレー証券/キャピタル・パートナーズ証券
    http://www.sc.mufg.jp/products/hedgefund/index.html
    マン・AHL・ランドマーク(円建て)
    マン・AHL・マイルストーン(ドル建て)
  2. ◆シティバンク
    http://www.citibank.co.jp/ja/deposits_investments/mutualfunds/products/hedge_fund.html
    マン・AHL・円トラスト(1000万円より)
    グローバル・フューチャーズドル建て(1万ドルより)/円建て(100万円より)
    ヘッジファンド連動型ファンド円建て(50万円より)
    ヘッジファンド連動型ファンドパートII (3000ドルより)/ユーロ建て(3000ユーロより)
    ヘッジファンド・セレクション ナチュラル・リソーシズ(円建て)(100万円より)
  3. 新生銀行
    http://www.shinseibank.com/powerflex/trust/lineup/cta.html
    クリエイティブ・トラスト:リクソー・分散型CTAファンド(米ドル建)(3000ドルより)
  4. ◆イーバンク
    http://efantasia.ebank.co.jp/toshin/efund/
    ヘッジファンドe501/502(マンAP エンハンスト・シリーズ2・リミテッド/マンIP220・リミテッド債)(10万円より)
  5. ◆キャピタル・パートナーズ証券/イーバンク/ひまわり証券(手数料最安)
    http://www.superfund.com
    http://sec.himawari-group.co.jp/fund/
    スーパーファンドA(10万円より)/B(100万円より)/C(1000万円より)
    ーパーファンド・ゴールド
  6. ◆岡三アセットマネジメント/楽天証券
    http://www.okasan-am.jp/fund/top/index.php?id=112
    CTAマトリックスオープン(1万円より)
  7. ◆日本アジア証券/おきなわ証券/三田証券/スターツ証券
    http://www.unitedinv.co.jp/trend-a/index.html
    http://www.unitedinv.co.jp/trend-s/index.html
    トレンド・フォロー・オープン(TRANSTREND連動)(1万円より)

その他ヘッジファンド購入ルール

以下の会社には私はコンタクトしていませんので、ご自身で判断してください 。中には違法業者もいますので注意が必要です(2010年8月追記)
例えばメイヤーアセットマネジメント株式会社が違法な業務により2010年8月に金融庁の処分を受けました。
http://www.fsa.go.jp/news/22/syouken/20100805-1.html
これを受け同社は日本の法律が及ばないタイに拠点を移し違法状態での営業を続けることになりました。
このような違法性のある業者と付き合うと投資家側に多大な迷惑がかかります。ですから必ず国内法に順じた法令順守精神がある業者と付き合うようにしてください。

良い投資助言会社・ヘッジファンド会社を選ぶ時のポイントは以下の通りです。
①大前提として、投資助言業免許を有している (これが無い会社は論外の違法会社です)
②個人投資家と事前に投資助言契約を事前に結び、個人投資家から助言手数料を徴収している (これが無いと単なるファンド販売会社と看做されメイヤーのように行政処分対象に)
海外口座開設を勧めない(海外口座開設自体は違法ではありませんが、違法業者は海外口座開設を薦めがちなので業者選びの目安になります)

ランキング第1位のアブラハムプライベートバンクは①~③を満たしているので安心です。以下のリストの中では唯一、IFA JAPAN が①~③の要件を満たしています。その他の業者は満たしてないようです。メイヤーアセットマネジメントのように海外に逃亡されてしまうリスクがあります。http://blogs.yahoo.co.jp/fabisukerun/18653458.html
業者選びは自己責任で!

業者名
ARKS Corporation
手数料
資産形成アドバイス 1回(2時間)  5000円
投資助言免許
あり
HPアドレス
http://www.arks-ifa.com/
業者名
IFA JAPAN
手数料
運用額の2%
投資助言免許
あり
HPアドレス
http://www.ifa-japan.co.jp/fund/products1/fpi.php
業者名
アセットナレッジメント
手数料

投資総額10万ドル以下、またはポートフォリオに対するアドバイスを必要としない人については、投資開始時に投資額の2.1%、および年会費10500円。

投資助言免許
あり
HPアドレス
http://www.asset-k.com/
業者名
オフショア研究所
取り扱い商品
オフショアファンド各種、生命保険の売買ファンド など
手数料
入会金63,000円 など
投資助言免許
なし
HPアドレス
http://www.offshore-japan.com/
業者名
山水経済企画研究所(SNN)
手数料
登録料10000円、情報利用料12000円(詳細は不明)
投資助言免許
なし
HPアドレス
http://www.snn.co.jp/
業者名
ジパング
手数料
入会金(ゴールド会員)10万円、他に管理費。
シルバープレミア会員は2万円で元金保証ファンドのみ購入できます。
投資助言免許
なし
HPアドレス
http://www.ezipang.com/
業者名
オール・スター・フィナンシャル・ジャパン
投資助言免許
あり
HPアドレス
http://www.aall-star.jp/
業者名
ヘッジファンドジャパン
取扱商品

ヘッジファンド約20本ほど

手数料
不明
コメント

運用市場で既に長い実績を誇るヘッジファンドだけでなく、新設、または、設立予定のヘッジファンドも紹介可能だそうです。

投資助言免許
なし
HPアドレス
http://www.hedgefundjapan.com/

管理人:miyazaki_kazu_2007
都銀2年→国内証券6年 →外資証券3年→現在、人生2社目の外資証券で4年目、今後は未定。
金融業界を転々としている30代後半です。日々、毎日世界中の金融市場をみていて感じるのが、国内運用だけでの限界&リスクの大きさ。
それを打開すべく、海外のヘッジファンドでの運用を開始。